予算20万円縛りで2026年秋のゲーミングPCはどこまでいけるか検証します
今回は20万円縛りでどこまでいけるか検証します。2026年9月、Tokyo Game Showの開幕に合わせて大型タイトルが続々と解禁されるこの季節、「そろそろゲーミングPCを新調したい」と考えている方も多いはずです。筆者自身、毎年TGSの時期になるとゲーム熱が再燃して財布の紐が緩くなる傾向があるので、今回は「予算20万円 ゲーミングPC」というテーマで、2026年9月15日時点の実際の市場価格をもとに、コストパフォーマンス最強の構成を徹底的に組み上げてみました。SEOキーワードで言うと「20万円 PC構成」を本当の意味で最適化した内容になっているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
まず大前提:20万円という予算の使い方に優先順位をつける
自作PCで一番やってはいけないのが、「全パーツを均等に予算配分する」という考え方です。筆者もPC自作を始めた最初の2台は、電源ユニットをケチったせいでシステムが不安定になり、せっかく組んだPCがゲーム中に突然落ちるという最悪の体験をしました。あの日の絶望は今でも忘れられません。ゲーミングPCにおける予算の優先順位は明確です。
- GPU(グラフィックボード):ゲームの映像品質・フレームレートを直接決定する最重要パーツ。予算の40%前後を割り当てる
- CPU:GPUのボトルネックにならない性能が必要。予算の15%前後
- 電源ユニット:ここをケチるとゲーム体験が台無しになる。信頼できるメーカーの製品を選ぶ
- メモリ:容量と規格のバランスを重視。2026年現在はDDR5が主流
- マザーボード・ケース・CPUクーラー:必要十分なものを選ぶ
この優先順位を頭に入れた上で、以下の具体的な構成を見ていきましょう。
【完全版】予算20万円ゲーミングPC推奨構成(2026年9月最新)
| パーツカテゴリ | 選定製品 | 価格(価格.com調べ) |
|---|---|---|
| GPU | Radeon RX 7800 XT | 74,980円〜 |
| CPU | Intel Core Ultra 5 245KF BOX | 28,128円 |
| メモリ | DDR5 SDRAM 32GB | 2,023円〜 |
| マザーボード | Intel Z890対応マザーボード(最安帯) | 約22,000円(最安2,014円〜) |
| 電源ユニット | 750W 80PLUS Gold認証(信頼メーカー品) | 約12,000円(最安2,009円〜) |
| PCケース | ATXミドルタワー(エアフロー重視) | 約8,000円(最安2,010円〜) |
| CPUクーラー | 空冷タワー型(サイドフロー) | 約5,000円(最安1,273円〜) |
| SSD(別途) | NVMe M.2 1TB | 約7,000円(市場参考) |
| 合計(概算) | 約159,131円〜 | |
合計が約16万円前後に収まるため、残りの予算(約4万円)をSSDの追加購入やゲーミングモニターへの補填、あるいは各パーツのグレードアップに充てることができます。では、なぜこれらのパーツを選んだのか、1つずつ丁寧に説明していきます。
パーツ選定の理由①:GPU=Radeon RX 7800 XTを選んだ理由
価格.com調べで74,980円〜と、GPU予算目安の80,000円以内にしっかり収まりながら、最大の注目点はVRAM 16GBという圧倒的な搭載量です。2026年秋の最新タイトルはVRAM消費が激しくなっており、8GBでは高解像度テクスチャを全開にすると足りないケースも出てきています。
同価格帯の競合を比較すると、GeForce RTX 4060 Ti(価格.com調べ75,800円〜、VRAM 8GB)やGeForce RTX 4060(価格.com調べ76,682円〜、VRAM 8GB)はともにVRAMが8GBにとどまります。筆者がコスパ最強と信じているRTX 4070シリーズには及ばないものの、VRAM 16GBという余裕は将来性の面で大きなアドバンテージです。フルHD(1920×1080)はもちろん、WQHD(2560×1440)解像度でも十分戦えるスペックを持っており、TGS発表の新作タイトルを中〜高設定で楽しむには最適な選択と言えます。
ちなみに、同じく候補に挙がっていたGTX 1080 Ti(価格.com調べ79,209円〜、VRAM 11GB)は中古・旧世代品が多く、筆者自身も過去に中古GPUを掴まされて痛い目を見た経験があるため、今回は見送りました。保証なし・動作不明な製品を掴むリスクを考えると、新品の現行世代GPUを選ぶほうが断然安心です。
パーツ選定の理由②:CPU=Intel Core Ultra 5 245KF BOXを選んだ理由
価格.com調べで28,128円と、CPU予算目安の30,000円以内に余裕を持って収まります。最大の魅力は、このカテゴリで最多の14コアという構成です。同じ価格帯ではAMD Ryzen 5 3600X BOX(29,800円)やAMD Ryzen 7 5700 BOX(29,048円、8コア)、Intel Core i3 13100 BOX(28,800円、4コア)、AMD Ryzen 5 7600X BOX(27,980円、6コア)がラインナップされていますが、14コアというコア数は並列処理やバックグラウンドタスクに圧倒的に有利です。
ゲーミング用途ではシングルコア性能も重要ですが、2026年現在は多くのゲームがマルチスレッドに最適化されており、コア数の多さが実際のフレームレート安定性に直結するシーンが増えています。また、「KF」という型番はGPUなし・オーバークロック対応を意味するため、RX 7800 XTという独立GPUを搭載するこの構成では無駄なコストが一切かかりません。価格・コア数・将来性の三拍子が揃ったベストチョイスです。
パーツ選定の理由③:メモリ=DDR5 SDRAM 32GBを選んだ理由
価格.com調べでDDR5 32GBが2,023円〜という驚異的な価格になっています(2026年9月15日時点、301製品が対象)。DDR4の32GBが16,980円〜という価格と比較しても、DDR5の価格下落が著しく進んでいることがわかります。Core Ultra 5 245KFはDDR5に対応したプラットフォームですので、将来的なメモリ増設も視野に入れてDDR5を選択するのが正解です。
32GBという容量は「そんなにいるの?」と思う方もいるかもしれませんが、2026年秋の大型タイトルはメモリ推奨スペックが16GBを超えるものも珍しくなく、ゲーム+配信+Discordを同時起動するような使い方をするなら32GBは必須と言っても過言ではありません。筆者の環境でも16GBから32GBに増量した際、バックグラウンドでの処理落ちがほぼゼロになったことを実感しています。
ここをケチるとゲーム体験が台無しになる:電源ユニットの話
電源ユニットは最安値が2,009円〜(価格.com調べ)という製品も存在しますが、絶対にこの最安帯に手を出してはいけません。筆者がPC自作を始めた頃、「電源なんてどれも同じだろう」と思って格安品を選んだ結果、ゲーム中に突然シャットダウンするという地獄を経験しました。最悪の場合、電源が壊れた際に他のパーツも道連れにする可能性があります。
RX 7800 XTとCore Ultra 5 245KFの組み合わせでは、ピーク時の消費電力を考慮すると750W以上、かつ80PLUS Gold認証以上の製品を選ぶことを強く推奨します。信頼できるメーカー(CorsairやSeasonic、ANTECなど)の製品であれば、12,000円前後の予算で十分な品質のものが手に入ります。電源は「保険」だと思ってください。ケチった分だけリスクを買っていると心得ましょう。
マザーボード・ケース・CPUクーラーの選び方
マザーボードはIntel Z890対応チップセットの製品を選ぶ必要があります。価格.com調べでの中央値は61,380円と高めですが、最安帯は2,014円〜という選択肢も存在します。ただし、機能面と安定性を考えると、20,000〜25,000円帯のミドルレンジ製品が最もコストパフォーマンスに優れています。M.2スロットが2基以上あるものを選ぶと、将来的なストレージ増設がしやすくなります。
ケースは価格.com調べで中央値13,979円(最安2,010円〜)となっています。ゲーミング用途ではエアフローの良いATXミドルタワーを選ぶことが重要で、8,000〜10,000円帯であれば十分なエアフローと拡張性を持つ製品が見つかります。フロントに120mmファンが複数付いている製品を優先的に選びましょう。
CPUクーラーは価格.com調べで中央値13,992円(最安1,273円〜)。Core Ultra 5 245KFはリテールクーラー非同梱のため必須パーツです。5,000円前後のサイドフロー型空冷クーラーで十分な冷却性能を発揮できますが、ケース内のエアフローと干渉しないかを必ず確認してから購入してください。
【まとめ】この構成で何が動くのか
今回提案した構成(RX 7800 XT + Core Ultra 5 245KF + DDR5 32GB)は、フルHD解像度であれば最新大型タイトルをほぼ最高設定でプレイ可能なスペックを持っています。WQHD解像度でも多くのタイトルで中〜高設定での60fps以上が期待できます。TGSで発表される新タイトルにも、しっかり対応できる将来性のある構成です。
今回特に推奨したいパーツを改めてまとめると、まず第一にRadeon RX 7800 XT(価格.com調べ74,980円〜)、VRAM 16GBというこの価格帯では唯一無二のスペックで、2〜3年先まで使える安心感があります。次にIntel Core Ultra 5 245KF BOX(価格.com調べ28,128円)、14コアという圧倒的なマルチスレッド性能をこの価格で手に入れられるのは今だけかもしれません。そしてDDR5 SDRAM 32GB(価格.com調べ2,023円〜)、この価格帯での32GBは最高のコスパで、今後のゲームタイトルにも余裕を持って対応できます。これら3点を軸に構成を組めば、予算20万円の中で最大限のゲーミング性能を引き出せると筆者は確信しています。記事下のおすすめ購入先から各ショップの最安値をチェックしてみてください。
また、「自作はちょっとハードルが高い…」と感じる方には、BTOショップ(マウスコンピューターやパソコン工房など)で近い構成の完成品を探すという選択肢も十分アリです。最後に一言だけ言わせてください。パーツ選びで迷ったときは、電源だけは絶対にケチらないでください。筆者は身をもってその教訓を学びました。良い自作ライフを楽しんでいただけることを願っています。
※ 価格データ:価格.com調べ(2026年09月15日時点)。ゲーム動作環境:各ゲーム公式/Steam掲載情報。
※ 本記事のFPS値・性能値は一般的な目安です。実際の動作はPC環境・ゲーム設定により異なります。