モンスターハンターワイルズが重い・カクつく時の解決策5選【2026年最新版】
「やっとモンスターハンターワイルズを起動したのに、カクカクで狩りどころじゃない…」という経験、ありませんか?筆者も発売当初、まさかのフレームレート地獄に陥りまして、せっかくの大型タイトルを楽しめなかった苦い記憶があります。このゲームは映像の作り込みが非常に濃密なぶん、PCへの要求も相当シビアです。でも安心してください。原因のほとんどはパターンが決まっていますし、適切に対処すればこれで8割の人は改善できます。今回はヘルプデスクのベテランが同僚に教えるような感覚で、一つひとつ丁寧に解説しますので、手順通りに進めてみてください。
なお本記事では、価格.com調べ(2026年06月10日時点)のデータと、当サイト独自の14,000件超のパーツ価格DBおよび415タイトルのゲームページをもとにした実測スコアを活用しています。数字の根拠がしっかりしているので、ぜひ参考にしてみてください。
まず最初に:自分の症状を正確に把握しよう
解決策に入る前に、「どんな状態か」を正確に把握することが大切です。カクつきには大きく分けて2種類あります。①常にFPSが低い「パーツ性能不足」と、②一瞬だけ落ちる「スタッター(コマ落ち)」です。この2つは原因も対策もまったく異なるので、まずタスクマネージャーを開いて現状を確認しましょう。
- Ctrl + Shift + Escを同時押しして「タスクマネージャー」を開きます。
- 「パフォーマンス」タブをクリックします。
- CPU・GPU・メモリ・ディスクの使用率を確認します。ゲーム起動中にどれかが常時90〜100%に張り付いていれば、そこがボトルネックです。
また、ゲーム内でFPSを表示するにはSteamのオーバーレイ(設定→ゲーム中→FPSカウンター表示)を使うのが一番手軽です。これらを確認してから以下の解決策を当てはめてください。
解決策①:グラフィック設定を見直す
効果度:★★★★★(最重要・まずここから)
これが最初にやるべき対処法です。モンスターハンターワイルズはレイトレーシングやDLSS/FSRなど、最新技術をフル搭載したタイトルです。デフォルト設定が必ずしもあなたのPC環境に最適化されているとは限りません。特にレイトレーシングは「ON」にしているだけでFPSが半分以下になることも珍しくありません。
- ゲームを起動してオプション→グラフィック設定を開きます。
- まず「レイトレーシング」をOFFにしてください。これだけで劇的に改善するケースが非常に多いです。
- 次に「シャドウ品質」と「環境遮蔽(アンビエントオクルージョン)」を「中」または「低」に落とします。この2項目はGPU負荷がとりわけ高いです。
- DLSS(NVIDIAユーザー)またはFSR(AMDユーザー)を「品質」〜「バランス」モードで有効にします。これは内部解像度を下げてGPUの負担を減らしつつ、AIアップスケーリングで画質を維持する技術です。FPSが30〜50%改善することもあります。
- フレームレートの上限を「60fps」に固定すると、スタッターが気になりにくくなる場合があります。
筆者の環境(GeForce RTX 4070 + 1440pモニター)では、レイトレーシングOFF+DLSS「バランス」に設定するだけで平均FPSが48から72に跳ね上がりました。まずここだけで大半の問題は解消できますので、絶対に試してください。
解決策②:GPU性能が根本的に足りていないかを確認する
効果度:★★★★☆(パーツ交換が視野に入るならここを確認)
設定を調整しても改善しない場合、そもそもGPUの性能が不足している可能性があります。以下は当サイトのデータベースをもとにした性能スコア一覧です。モンスターハンターワイルズでフルHD(1080p)高設定・60fps以上を安定させるには、スコア63点以上を目安にしてください。1440p高設定・60fpsを狙うなら、スコア72点以上が必要です。
| GPU名 | 性能スコア | VRAM | 参考価格(価格.com調べ) | ワイルズでの目安 |
|---|---|---|---|---|
| GeForce RTX 5090 | 100点 | 32GB | 約420,000円〜 | 4K/最高設定でも余裕 |
| GeForce RTX 4090 | 95点 | 24GB | 約235,000円〜 | 4K/最高設定で安定 |
| GeForce RTX 5080 | 90点 | 16GB | 約185,000円〜 | 4K/高設定で快適 |
| GeForce RTX 4080 Super | 83点 | 16GB | 約118,000円〜 | 1440p〜4K/高設定で快適 |
| GeForce RTX 5070 Ti | 82点 | 16GB | 約115,000円〜 | 1440p〜4K/高設定で快適 |
| GeForce RTX 4070 Ti Super | 76点 | 16GB | 約85,000円〜 | 1440p/高設定で安定 |
| Radeon RX 9070 XT | 75点 | 16GB | 約82,000円〜 | 1440p/高設定で安定 |
| GeForce RTX 4070 Ti | 72点 | 12GB | 約75,000円〜 | 1440p/高設定で概ね安定 |
| GeForce RTX 5070 | 72点 | 12GB | 約89,000円〜 | 1440p/高設定で概ね安定 |
| Radeon RX 9070 | 70点 | 16GB | 約65,000円〜 | 1440p/中〜高設定で安定 |
| GeForce RTX 4070 Super | 68点 | 12GB | 約58,000円〜 | フルHD/高設定で安定 |
| GeForce RTX 4070 | 63点 | 12GB | 約51,000円〜 | フルHD/高設定で概ね安定 |
※上記はいずれも価格.com調べ(2026年06月10日時点)の最安値参考価格です。在庫状況によって変動します。
注意してほしいのがVRAMの問題です。モンスターハンターワイルズのように描画データが膨大なタイトルは、1440p以上の解像度や高テクスチャ設定にするとVRAMを大量に消費します。12GBのGPUでも設定次第ではVRAMが溢れて(VRAM不足)カクつく原因になります。この観点ではRadeon RX 9070(VRAM 16GB・スコア70点・約65,000円〜)やGeForce RTX 4070 Ti Super(VRAM 16GB・スコア76点・約85,000円〜)など、VRAMが16GBある製品は将来性も含めておすすめです。
筆者がGeForce RTX 4070(VRAM 12GB)を愛用しているのも「コスパ最強」という信念からなのですが、正直なところワイルズの最高設定1440pでは少々VRAM不足を感じる場面があります。設定を中程度に落とせば十分遊べるので致命的ではないのですが、新規に購入するならGeForce RTX 4070 Super(VRAM 12GB・スコア68点)以上、余裕があれば16GBモデルを選ぶのが賢明だと思っています。
解決策③:ドライバーとWindowsのアップデートを確認する
効果度:★★★★☆(無料でできる・見落としがちな鉄板対処法)
「グラフィックドライバーを更新したら劇的に改善した」という話、よく聞きませんか?これは笑い話ではなく、本当によくあることです。NVIDIAもAMDも大型タイトルのリリースに合わせて最適化ドライバーを配布することがほとんどで、古いドライバーのままでは本来の性能が発揮できないことがあります。
- NVIDIAユーザーの場合:スタートメニューから「NVIDIA GeForce Experience」を起動し、「ドライバー」タブで最新版を確認してインストールします。見つからない場合はNVIDIA公式サイトから手動ダウンロードも可能です。
- AMDユーザーの場合:「AMD Software: Adrenalin Edition」を起動して「ホーム」画面に表示される更新通知を確認します。
- ドライバーインストール後は必ずPCを再起動してください。再起動しないと変更が完全に適用されないことがあります。
- Windowsアップデートも忘れずに。設定→Windows Update→更新プログラムのチェック、で最新の状態にしておきましょう。
さらに踏み込むなら、DDU(Display Driver Uninstaller)という無料ツールを使って古いドライバーを完全削除してからクリーンインストールする方法もあります。「なんとなく不安定だった症状がすっきり直った」という経験者は多く、時間がある時に試す価値があります。筆者も以前、中古GPUを購入した際に前のオーナーが入れたドライバーが残っていてゲームが頻繁にクラッシュするという地獄を経験しました。DDUで完全クリーンインストールしたら嘘のように安定したので、今では新しいGPUを導入する際の必須手順にしています。
解決策④:メモリ(RAM)容量と動作設定を確認する
効果度:★★★☆☆(16GB以下の人は特に要チェック)
GPUばかりに注目しがちですが、システムメモリ(RAM)も見逃せないボトルネックです。モンスターハンターワイルズのような大規模オープンワールド系タイトルは、広大なマップデータをメモリ上にキャッシュしながら動作するため、メモリが足りないと頻繁にストレージへのアクセスが発生し、これがスタッターの原因になります。
- 推奨は16GB以上、快適に遊ぶなら32GBを強くおすすめします。タスクマネージャーでゲーム中のメモリ使用量が14GB以上に達していたら、明らかに容量不足のサインです。
- メモリが2枚挿し(例:8GB×2)になっているか確認しましょう。デュアルチャネル動作にすることで帯域幅が2倍になり、特にCPU内蔵グラフィックでは性能が大幅に向上しますが、外付けGPU環境でも差が出ることがあります。
- UEFI(BIOS)設定でXMPまたはEXPOを有効にしているか確認してください。これを有効にするだけでメモリが定格速度(例:DDR5-6000等)で動作するようになります。無効のままだと遅い速度で動いており、性能をフルに引き出せていません。設定方法はPCの起動時にDel/F2キーを押してUEFIに入り、メモリ設定項目を探すだけです。
DDR5対応の16GB×2枚セット(32GB)は、価格.com調べで安価なものは7,000〜10,000円台から入手できます。これは投資対効果がとても高いアップグレードの一つです。
解決策⑤:ストレージをSSDに変更・最適化する
効果度:★★★☆☆(HDDユーザーは今すぐ変えてください)
まだHDD(ハードディスク)にゲームをインストールしている方は、これが原因でほぼ間違いありません。現代の大型ゲームはロード時やフィールド移動時に膨大なデータを読み込みます。HDDの読み込み速度は100〜150MB/s程度なのに対し、NVMe SSDは3,000〜7,000MB/sと桁違いに速いです。
- まずタスクマネージャーの「パフォーマンス」タブでゲーム中のディスク使用率を確認します。常時90〜100%に張り付いていたらストレージがボトルネックです。
- SSDが既にある場合は、Steamのゲームファイルの整合性確認を行いましょう(Steamライブラリ→ゲームを右クリック→プロパティ→ローカルファイル→ゲームファイルの整合性を確認)。ファイルが壊れていると妙なカクつきの原因になります。
- SSDの空き容量が少ない場合も速度低下の原因になります。インストールドライブに20%以上の空き容量を確保するように心がけてください。
NVMe SSDへの移行は今では本当に安くなっています。価格.com調べでは、1TB NVMe SSDが7,000〜9,000円台から購入可能で、性能差を考えると迷う必要はありません。筆者はかつて電源ユニットをケチって不安定なPCを使い続けた苦い経験があるのですが(ゲーム中に突然シャットダウンする地獄でした…)、同じように「まだ動くから」とHDDを使い続けるのはゲーム体験の大きなロスになりますので、早めの移行を強くおすすめします。
まとめ:解決策の優先順位と全体フロー
ここまで5つの解決策を紹介しました。「どこから手をつければいいかわからない」という方のために、試す順番を整理します。
- まずグラフィック設定の見直し(解決策①):無料・即効性が最も高い。これで8割の人は改善できます。
- 次にドライバーとWindowsのアップデート(解決策③):無料・見落としやすいが効果大。
- メモリの容量と設定確認(解決策④):XMPの有効化は無料。16GB以下なら増設を検討。
- ストレージをSSDに変更(解決策⑤):HDDユーザーは優先度高。1万円以下でできる。
- GPU性能の確認とアップグレード(解決策②):上記を全部試してもダメなら本質的なパーツ不足。
結論:それでも改善しないならパーツアップグレードを検討しよう
設定やドライバー調整をすべて試した上でまだ不満が残る場合は、パーツのアップグレードが根本的な解決策です。2026年6月時点でモンスターハンターワイルズを快適に楽しみたいなら、筆者が特におすすめするのは以下の3製品です。
- Radeon RX 9070(性能スコア70点・VRAM 16GB・約65,000円〜・価格.com調べ):フルHDから1440pをカバーする実力を持ちながら、16GBのVRAMが今後の重量級タイトルへの備えとして非常に優秀です。コスパ重視の方には現時点での筆者のイチ押しです。
- GeForce RTX 4070 Ti Super(性能スコア76点・VRAM 16GB・約85,000円〜・価格.com調べ):1440p高設定での安定動作とDLSS3対応で、今後もしばらく戦える一枚です。NVIDIA派でミドルハイクラスを狙うならここが着地点です。
- GeForce RTX 5070(性能スコア72点・VRAM 12GB・約89,000円〜・価格.com調べ):最新世代の電力効率と将来のドライバー最適化への期待も込めて。DLSS4などの新機能を使いたい方向けです。
自作PCのパーツ選びや換装に不安を感じる方は、BTOパソコン(完成品PC)でこれらのGPUを搭載したモデルを選ぶという手もありますので、そちらも検討してみてください。
各製品の最新最安値は、記事下のおすすめ購入先から各ショップの最安値をチェックしてみてください。価格は日々変動しますし、Steamサマーセール直前のこの時期にPC環境を整えておけば、セールで買い込んだゲームをすぐに快適に遊べます。この夏のゲーミングライフを最高のものにするために、ぜひ参考にしてみてください。
まだ原因がわからない?AI診断チャットで解決しよう
「全部試したけどまだカクつく」「自分の症状がどれに当てはまるかわからない」という方は、ぜひ当サイトのAI診断チャットを使ってみてください。あなたのPC構成と症状を入力するだけで、14,000件のパーツデータベースと415タイトルのゲームページをもとに、あなたの環境に最適化したアドバイスを提示します。「スペックは満たしているはずなのになぜか重い」といった複合的な問題も、AI診断なら一歩踏み込んだ原因特定が可能です。記事下のバナーからアクセスできますので、気軽に試してみてください。
※ 価格データ:価格.com調べ(2026年06月10日時点)。ゲーム動作環境:各ゲーム公式/Steam掲載情報。
※ 本記事のFPS値・性能値は一般的な目安です。実際の動作はPC環境・ゲーム設定により異なります。