新品で組む必要ある?——中古パーツで「ヘルダイバー2」を遊べるPCを5〜8万円で組む方法
新年度がスタートしました。新入学・新社会人の皆さん、「そろそろ自分のゲーミングPCが欲しいな」と思っていませんか。しかし、新品パーツで一式揃えようとすると、最低でも12〜15万円は覚悟しなければなりません。そこで今回は、話題の協力型シューター「Helldivers 2(ヘルダイバー2)」を中古パーツ主体で遊べるPCを組む方法を、筆者の実体験を交えながら徹底解説します。SEOキーワード「ヘルダイバー2 中古パーツ」「ヘルダイバー2 格安PC」で検索してたどり着いた方にこそ読んでいただきたい内容です。
ヘルダイバー2の推奨スペックを確認しよう
Helldivers 2はPC版がSteamで配信されている協力型TPSで、見た目以上にGPU負荷が高いタイトルとして知られています。公式の推奨スペックは以下のとおりです。
- CPU:Intel Core i7-9700K もしくは AMD Ryzen 7 3700X 以上
- GPU:GeForce RTX 2060 もしくは Radeon RX 6600 XT 以上
- メモリ:DDR4 16GB 以上
- ストレージ:SSD 100GB以上の空き
つまり、フルHD(1920×1080)で中〜高設定を狙うなら、RTX 2060クラス以上のGPUがあれば十分戦えます。ここが「中古パーツで組める」と言える根拠です。最新のハイエンドGPUは必要ありません。
中古市場で狙い目のGPUはどれだ?——価格.comの新品最安から逆算する
まず、現在の旧世代GPU新品価格を確認しましょう(価格.com調べ・2026年4月23日時点)。
| GPU | VRAM | 新品最安(価格.com調べ) | 登録製品数 |
|---|---|---|---|
| GTX 1660 SUPER | 6GB | 40,926円 | 6製品 |
| RX 6600 | 8GB | 34,989円 | 5製品 |
| RTX 3060 | 12GB | 80,000円 | 7製品 |
| RTX 3070 Ti | 8GB | 54,800円 | 10製品 |
| RTX 3080 Ti | 12GB | 136,747円 | 7製品 |
ここで重要なのは「新品最安がいくらか」ではなく、「中古相場がここからどれだけ下がるか」です。筆者の経験上、旧世代GPUの中古相場は新品最安の50〜70%程度に落ち着くことが多いです。この法則で考えると、狙い目は以下の2枚です。
【最有力】RX 6600(中古予想:18,000〜25,000円)
新品最安が34,989円(価格.com調べ)と旧世代GPUの中では最も安く、中古なら2万円前後で手に入る可能性が高いです。VRAM 8GBはヘルダイバー2の中〜高設定で十分ですし、消費電力が低いため安価な電源でも安定します。筆者も2024年にサブ機用にRX 6600を中古で購入しましたが、フリマサイトで19,800円で状態の良い個体を引けました。RDNA 2世代はドライバの成熟度も高く、今から買っても安心です。
【予算に余裕があれば】RTX 3060(中古予想:35,000〜50,000円)
新品最安80,000円(価格.com調べ)ですが、中古市場では3.5〜5万円で流通しています。最大の魅力はVRAM 12GBという圧倒的な余裕。ヘルダイバー2だけでなく、今後のタイトルでもテクスチャ品質を落とさずに済みます。またDLSSが使えるため、フレームレートの底上げも可能です。ただし、予算5〜8万円のビルドでは本体だけで予算の半分以上を食うので、他パーツとのバランスに注意が必要です。
【避けるべきGPU】
GTX 1660 SUPERはVRAM 6GBで、ヘルダイバー2の推奨スペックギリギリです。設定を大幅に下げないと快適に遊べない可能性があります。またRTX 3080 Tiは新品136,747円(価格.com調べ)と高額で、中古でも7〜9万円はするため、今回の予算帯には合いません。RTX 3070 Tiは新品54,800円(価格.com調べ)と一見お手頃ですが、VRAM 8GBでRTX 3060の12GBに劣るため、中古価格が同程度なら筆者はRTX 3060を選びます。
予算5〜8万円の構成例——「ここだけは新品にしろ」「これは中古でOK」
筆者が実際に組むなら、以下の構成にします。各パーツの「新品 or 中古」の判断基準も明記します。
| パーツ | 選定モデル | 新品/中古 | 予算目安 |
|---|---|---|---|
| CPU | Intel Core i5-12400 または AMD Ryzen 5 5600 | 中古OK | 10,000〜14,000円 |
| マザーボード | B660(Intel) または B550(AMD) | 中古OK | 5,000〜8,000円 |
| GPU | RX 6600 | 中古OK | 18,000〜25,000円 |
| メモリ | DDR4 16GB(8GB×2) | 中古OK | 3,000〜4,500円 |
| SSD | NVMe 500GB〜1TB | ★新品推奨 | 5,000〜8,000円 |
| 電源 | 550W〜650W 80PLUS Bronze以上 | ★新品推奨 | 6,000〜8,000円 |
| ケース | MicroATX対応の安価なもの | 中古OK | 2,000〜4,000円 |
| 合計 | 49,000〜71,500円 | ||
「ここだけは新品にしろ」——電源とSSD
電源ユニットは絶対に新品を買ってください。筆者はPC自作歴8年で年2〜3台組んでいますが、唯一後悔している失敗が「電源をケチったこと」です。3年前に中古の450W電源でRTX 30シリーズを動かそうとして、ゲーム中にブラックアウトが頻発しました。電源はPCの心臓です。新品で550W以上、80PLUS Bronze認証以上を選んでください。6,000〜8,000円で十分な製品が手に入ります。
SSDも新品を推奨します。中古SSDは書き込み寿命(TBW)がどれだけ消耗しているか外見では判断できません。ヘルダイバー2は100GB近い容量を要求するため、最低500GB、できれば1TBのNVMe SSDを新品で用意しましょう。
「これは中古でOK」——CPU・マザーボード・メモリ・GPU・ケース
CPUは壊れにくいパーツの代表格です。Core i5-12400やRyzen 5 5600は中古市場で1万円前後と非常にお買い得。フリマサイトやじゃんぱらなどの中古PCショップで状態の良いものが大量に流通しています。
マザーボードは中古でOKですが、必ず「動作確認済み」の表記があるものを選んでください。BIOS更新が必要な場合もあるので、対応CPUリストを事前に確認しましょう。
メモリ(DDR4 16GB)は規格品なので中古でもリスクが低いパーツです。相性問題が心配な方は同一メーカー・同一型番の2枚セットを探してください。
ケースはぶっちゃけ何でもいいです。MicroATXが入るサイズで、エアフローが確保できれば中古で2,000円のもので十分です。
中古パーツを買うときの注意点とリスク管理
中古パーツにはリスクがつきものです。筆者も過去に中古GPUで痛い目を見たことがあります。フリマサイトで「動作確認済み」と書かれたRTX 2070を購入したところ、マイニングで酷使された個体だったらしく、高負荷時にアーティファクト(画面のノイズ)が発生しました。以下の対策を徹底してください。
- 購入先を選ぶ:じゃんぱら、ドスパラ中古、ハードオフなどの実店舗は保証期間(1週間〜1ヶ月)があるため安心です。フリマサイト(メルカリ・ラクマ)は安い反面、保証がないのでリスクが高いです。
- GPUの外観チェック:ファンの軸ブレ、基板の焦げ跡、コンデンサの膨らみを確認しましょう。写真だけでは判断が難しいため、できれば実物を見られる店舗購入がベストです。
- マイニング使用歴を警戒:出品者に「マイニングに使用していたか」を必ず質問してください。正直に答えてもらえないこともありますが、聞かないよりはマシです。
- 初期不良対応を確認:フリマサイトで購入する場合は、受け取り評価前に必ず動作確認を行いましょう。評価してしまうと返品が困難になります。
- OSのライセンス:Windows 11のライセンスは別途必要です。Microsoftアカウントに紐づいた旧PCのライセンスを移行できる場合もあるので、事前に確認してください。
中古 vs 新品——総コスト比較表
「結局、中古で組むとどれくらい安くなるの?」という疑問に答えるため、同等スペックの新品構成と比較してみます。
| パーツ | 中古主体構成 | 中古価格目安 | 全新品構成 | 新品価格目安 |
|---|---|---|---|---|
| CPU | Ryzen 5 5600(中古) | 10,000円 | Ryzen 5 5600(新品) | 18,000円 |
| マザーボード | B550(中古) | 6,000円 | B550(新品) | 12,000円 |
| GPU | RX 6600(中古) | 20,000円 | RX 6600(新品・34,989円 価格.com調べ) | 34,989円 |
| メモリ | DDR4 16GB(中古) | 3,500円 | DDR4 16GB(新品) | 6,000円 |
| SSD | NVMe 1TB(新品) | 8,000円 | NVMe 1TB(新品) | 8,000円 |
| 電源 | 650W Bronze(新品) | 7,000円 | 650W Bronze(新品) | 7,000円 |
| ケース | MicroATX(中古) | 2,500円 | MicroATX(新品) | 5,000円 |
| 合計 | 約57,000円 | 約90,989円 | ||
| 差額 | 約34,000円の節約! | |||
約3.4万円の差は非常に大きいです。この浮いた予算でゲーミングモニターやヘッドセットを揃えることもできますし、Steamのセールでヘルダイバー2以外のタイトルを買い漁ることもできます。
予算を上げられるなら——RTX 3060構成で将来性を確保
予算8万円いっぱいまで使えるなら、GPUをRTX 3060(中古4万円前後)にグレードアップすることを強く推奨します。VRAM 12GBの恩恵は大きく、ヘルダイバー2を高設定で遊べるだけでなく、今後登場するAAAタイトルにも余裕を持って対応できます。RTX 3060の新品最安は80,000円(価格.com調べ)ですが、中古なら半額以下で手に入るのが旧世代GPUの旨みです。筆者の環境でもRTX 3060をサブ機に入れていますが、フルHDなら大抵のゲームを高設定60fps以上で動かせており、まだまだ現役の実力を感じています。
まとめ——中古パーツでヘルダイバー2は十分遊べる
ヘルダイバー2を遊ぶために最新パーツは不要です。中古のRX 6600またはRTX 3060を軸に、Ryzen 5 5600とDDR4 16GBを組み合わせれば、5〜8万円の予算で快適なゲーム環境が手に入ります。ただし、電源とSSDだけは新品を選ぶこと——これが8年間で数十台組んできた筆者からの最大のアドバイスです。
具体的におすすめするパーツは以下の3点です。
- RX 6600(中古・2万円前後)——コスパ最強のエントリーGPU
- RTX 3060 12GB(中古・4万円前後)——VRAM 12GBで将来性も確保
- Ryzen 5 5600(中古・1万円前後)——ゲーミングに十分なCPU性能
記事下のおすすめ購入先から各ショップの最安値をチェックしてみてください。なお、自作に不安がある方は、同等スペック帯のBTO(完成品)PCも各メーカーから販売されていますので、そちらも選択肢に入れてみてください。新年度、限られた予算を賢く使って、民主主義を広めるダイバーライフを楽しみましょう。
※ 価格データ:価格.com調べ(2026年04月23日時点)。ゲーム動作環境:各ゲーム公式/Steam掲載情報。
※ 本記事のFPS値・性能値は一般的な目安です。実際の動作はPC環境・ゲーム設定により異なります。